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当社の考え方 



 当社の【差動トランス式測定器】は、主に建築構造物及び都市土木構造物施工時の管理計測
 が主で使用されております。ダム、トンネル、橋梁などの構造物施工時の変状観測などでも
 多数採用されています。近年の現場計測では、取得された計測データの情報化施工ばかりが
 進み、構造物近傍や埋設設置されている計測器(センサー)についての信頼性、管理性が
 低下しているのが現状でデータの異常発生も少なくありません。当社製品はそれらの根幹
 である【安心あるセンサー作り】を最重要項目として考え、創業昭和34年から一貫して
 現場計測に貢献してまいりました。




差動トランスの原理 及び 構造





 【差動トランス】は1次コイルと差動結線された二つの2次コイルで構成されコイルの中心
 軸には可動鉄心が配置されています。1次コイルに交流電圧をかけて励磁すると二つの
 2次コイル(A,B)には交流の誘起電圧が発生します。鉄心は軸方向へ移動するように
 なっており、鉄心がコイルの中央に位置する場合、差動結線された2次コイルの電圧
 (図2 eAB)は相殺し電圧差0となります。鉄心がコイル中央から(軸方向に)移動すると
 二つの2次コイルには移動量に比例した電圧差(図3)を生じます。この電圧差は鉄心が
 中央からどちらの方向に移動しても同じになりますが位相整流回路により鉄心の移動
 方向に応じた電圧差に変換されます。

    





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